花乱の滝[石釜] KARAN WATERFALL
場所
福岡市早良区石釜1438
歴史
滝脇の案内板の内容を記載する。
滝の名の由来は、落下する滝のしぶきが乱舞する花びらのように美しいことにちなみ名付けられたという説と、 火乱という山伏がこの滝で修行したことから名付けられたとされる、二つの説があります。
滝の高さは15m、幅3.5mに及び、近世福岡を代表する貝原益軒は『筑前國続風土記』の中で、筑前国中で最も美しい滝だと記しています。
流れ落ちた滝の水は清流となり、曲淵川に注ぎ込まれています。
上でも述べられている『筑前國続風土記』巻之21 ○火乱瀑布の項を抜粋して記載する。
石竃村の境内にあり。下石竃より半里奥にあり。 石竃の奥、板場より流るる水には非ず。南山の別の谷より出る水なれど瀧水稍多し。
大岩の上より落下る。中の側に岩角あり。夫に當り、水激して下る。 瀧の高6間許。佳景なり。
(中略)
上野の瀧[1]は遠く見えず。然れば鑑賞は是に及ぶべからずとぞ覚え侍る。 この国に瀧多けれ共、此火乱の瀧にしくはなし。
里人の日、昔火乱と云山伏、剣術の上手にて、魔法を行ひしが、此瀧にうたれ修行せし故に名付となむ。
[1]上野の瀧:田川郡福智町の興国寺の近くの白糸の瀧のこと。
ひとくちメモ
いやー。すごい。美しい。女性的な瀧である。文才のない作者はこれ以上書けません。 読者は一見の価値あり。
瀧のそばまで林道を車で走り横付け可能である。そこから100mほど坂道を下ると花乱の滝はある。 坂道は整備されていないので足元には十分注意が必要である。また、人気がないところなので単独行は避けたほうがよい。
どのショットも微妙に違う写真の選別に困り、結局撮影したすべての写真を掲載することにしました。写真をクリックして拡大してご覧ください。





